衝撃の映画「蟹工船」   

「貝」なんてもんじゃないです。「蟹」ですよ!蟹はもっとヒサンだ!
食べ物の話ではなく、あの最近売れているという「蟹工船」の映画です。
今まで「蟹工船」は試験に出るくらいの認識しかなかったので、原作はもちろん読んでおらず
なんで今この本が売れる?それも40万部ってスゴイ!!
あの世で小林多喜二も「印税くれー!」と思っていることでしょう。
と、そんな話はさておき映画「蟹工船」はどうだったのかと言いますと
これがよく出来た作品で、こんなものが一般に上映されたの?と思うくらい骨太。
フィルムの状態が悪くて、途切れたりブレたりしていたのでレンタルなどには
なってないんでしょうね。新宿区歴史博物館での上映会は超満員、こんなに人がいる
新宿区歴史博物館は初めてでした。(いつも悲しいくらいガラガラなのに)
衝撃的だったのはこの時代から蟹の缶詰めは船内で作られていたってこと。
本体の船から小舟を出して手作業で蟹を捕り、その蟹を本船に運んで解体し茹でて缶詰めする。
ある程度貯まったら、缶詰めだけをもらいうける船がやってきてまた同じ作業を繰り返す。
大人は危険な蟹捕り作業、少年たちは缶詰め作業、青年は船上で蟹の解体、
まるまると太った大きなタラバカニを長靴で踏み付けてグワッシャグワッシャと潰す、
風呂にも入れない船員たちが素手で蟹を缶詰めに入れる、船内はヌルヌル不衛生きわまりなし、
美味しいけどたまらなく臭いあの蟹と半年も続く作業。
ひゃぁー。。。クラクラ。。もうこれだけで蟹が嫌いになってしまう。
当時(昭和28年)の俳優さんたちの顔がまたなんとも苦労がしみついた顔で演技以上に
印象に残り、ゴジラの音楽と同じ担当だという音楽が恐怖感を盛り上げ、なんとも重い濃い作品でした。
こんな映画はもう作れないだろうと思ってたらなんとリメイクされるんですと!
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by ushigomegohan | 2008-12-18 13:51

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